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★チャプター04:仏教や神道など宗教からみた散骨

 
【仏教はもともと偶像崇拝禁止】
 
 
 
【仏教はもともと偶像崇拝禁止】
 

仏教では、その教えが誕生した当初、仏像は存在していなかったことをご存じでしょうか?

お釈迦様自身が偶像の崇拝を禁じていたことも知られています。なぜなら人間は、目に見えるものに執着してしまう傾向があるとの考えがあったからのようです。仏教の考え方では「執着=煩悩」であって、執着を捨てることこそが悟りに近づくための道であると考えていました。釈迦自身の偶像を作ってしまうと、目に見えない教えを守ることよりも、偶像をただ拝むだけになってしまうことを危惧していたからです。

しかし釈迦が亡くなった後、仏教を継承するためにはやはり何かしらの形として残す必要があると弟子たちは考えました。そこで経典を作り、釈迦に関連するシンボルを図像化していったようです。釈迦の遺骨を祀った仏塔、煩悩を砕き悟りに導くための武器を模した法輪、釈迦が悟りを得た場所にちなんだ菩提樹、歩いて布教をしていたことから足跡を聖なるものとした仏足などが初期段階のシンボルでした。その後、紀元後1年頃、仏像が造られるようになりました。北西インドにあるガンダーラ地方と、北インドにあるマトゥラー地方(現在のパキスタン)の2カ所でほぼ同時期に仏像が造像されていたことがわかっています。

また、「執着する心から離れよ」という意味で「所有すること」を制限したはずの仏教ですが、仏像を祀ったり、墓石にこだわったり、経済的な負担を強いられながらもお墓を守ろうと躍起となっているような現在の仏教のあり方は、初期の仏教とはだいぶ違っているようにも感じてしまいます。このように、初期段階の仏教は宗教というより高度な哲学的真理を探求する哲学であったようです。

ただ、辛い現実から救われたいと必死だった民衆は、より具体的で視覚的な礼拝対象を求めたことも事実でした。日本に伝来した仏教が日本古来の神道を圧する勢いで受け入れられたのも仏像や仏画の存在が大きいと考えられます。素朴な信仰に生きていた日本人には、きらびやかな仏像の存在に大きな衝撃を与えたのでしょう。それまで日本には、山の神や海の神など自然に対する畏敬の念がそのまま信仰対象となっていて、死後の世界観についての見解も曖昧であったようです。神道では、「八百万の神」と称され、万物に魂が宿るという考え方は、いつの間にか仏教の考え方も取り込んでしまい、現在のように仏教と神道が融合されていったようです。

キリスト教でも、偶像崇拝はもともと禁止されていたようですが、カトリック教会にはイエス像やマリア像があります。十字架はシンボルなのだから、偶像ではないという意見もありますが・・・(正直、どうでもいいです。正しさは一つとは限りません。色々な考えがあっていいのだと思います。)それ以外に、イスラム教でも、ユダヤ教でも偶像崇拝は禁止されています。世界の賢者たちは心のあり方を説き、あるべき姿を説いたにもかかわらず、その価値観を普及することが正義であるとの名のもとに、シンボルを作り出していったようです。民衆の心をつかむために、教えをねじ曲げてまで、宗教を普及したかった理由はいったい何だったのでしょうか?私のようなものには当然わかりません。

★「散骨山」では、墓石を建てたり、モニュメントを設置したりすることはできません。理由は墓地埋葬法の規定によるものですから、ご理解ください。自然と一体になっていただいて、故人と遺族が心でつながることができる場所としてご理解いただけたら幸いです。

 
 
 
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【葉山の谷戸へ山林散骨】

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横須賀の林へ山林散骨
【横須賀の林へ山林散骨】
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逗子の森へ山林散骨
【逗子の森へ山林散骨】
江ノ島や富士山が望める風光明媚な見晴らしの良い散骨スポットです。軽く登山する感覚で現地にたどり着きます。住宅地を抜けてから山道を30分ほどかけてたどり着く場所になります。ハイキングのお好きな方にはおすすめできますが、山歩きに慣れていない方にはあまりお勧めできません。こちらの絶景スポットは、風通しもよく林の中に日差しが木漏れ日となって降り注ぎます。カラっとした健康的なエリアで薄気味悪さやじめっとした感覚は全くありません。絶景が望めるだけあって近くにハイキングコースがありますが、ほとんど人が通りませんので、とても静かで、風の音くらいしか・・・
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大磯の山へ山林散骨
【大磯の山へ山林散骨】
大磯は、神奈川県の中央南部に位置しており、南に相模湾、北に高麗山や鷹取山をはじめとした丘陸地帯が広がっています。気候は海岸沿いに流れる暖流の影響で温暖で、避暑地かつ避寒地として1年を通して過ごしやすい環境が特徴のエリアです。大磯は、明治中期から昭和初期にかけて、要人の避暑・避寒地として邸宅や別荘が多く建てられ、伊藤博文、吉田茂をはじめ、山縣有朋、西園寺公望、大隈重信、陸奥宗光、岩崎弥之助、安田善次郎といった政財界の要人の別荘が立ち並んだ土地です。現在も、高級別荘地が存在している大磯ですが、国道1号を初め、JR東海道本線、西湘バイパス、国道134号、小田原厚木道路(国道271号)・・・
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小田原の森へ山林散骨
【小田原の森へ山林散骨】
小田原市の散骨スポットは、入生田エリアにあります。入生田は箱根登山電車の駅ですが、JRの湘南新宿ラインで小田原から乗り継いだり、小田急ロマンスカーで周小田原から乗り継ぐことで、都心からアクセスに便利なスポットであると言えます。新宿駅からの所要時間は2時間から2時間半かかりますので、ちょっとした小旅行になりますが、十分に日帰りで墓参のできる場所と言えます。周辺には神奈川県立生命の星・地球博物館や神奈川県温泉地学研究所など研究・展示施設のほか、展望の良い石垣山一夜城歴史公園があります。そのほか、武家・華族だった小田原藩主稲葉一族の墓所や、3代将軍徳川家光の乳母であった春日局・・・
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箱根の森へ山林散骨
【箱根の森へ山林散骨】
観光地として名高い箱根ですが、関東有数の観光地としているのには、いくつもの理由があります。温泉や美術館、博物館だけでなく、箱根関所や箱根神社など、歴史が感じられるスポットもあります。箱根の商店街には、明治時代からあるような重厚感のある建物があったり、レトロな和洋折衷の建物があったり、街並み自体に趣があります。おいしいグルメも多く立ち並び、箱根観光はなかなか1日では回り切れないほどの観光スポットがあります。箱根は周囲を山々に囲まれた地形で、四季ごとにそれぞれ違った自然の景色を見せてくれるのも魅力的です。散骨スポットのある大平台エリアは、箱根登山鉄道沿線のアジサイ・・・
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相模湾の海へ海洋散骨
【相模湾の海へ海洋散骨】
日本で最も有名な観光地として知られる「湘南の海」に散骨する海洋散骨です。湘南近辺に広がる相模湾には、多くの有名人も散骨されています。石原裕次郎さん、石原慎太郎さん、沢村貞子さん、いずみたくさん、深浦加奈子さんなど、たくさんの有名人・著名人が散骨されています。湘南の海には、本人の希望で散骨された場合が多く、今後ますます盛んになると考えられています。海洋散骨は、特に海が大好きだった故人を弔う場合が多く、細かいパウダー状になったご遺骨は、海流に乗って世界中を旅することになります。少し寂しい感じがしますが、新たな旅立ちとして故人を見送ってあげると考えて海に散骨する・・・
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東京湾の海へ海洋散骨
【東京湾の海へ海洋散骨】
歴史的にも散骨スポットとして実績があるのが東京湾です。東条英機氏など太平洋戦争の英霊たちが眠っているのも東京湾です。温暖な気候で知られる三浦半島の沖合で散骨するプランです。有名人では2010年に芸能リポーターの梨本勝さんが東京湾に散骨されたことはよく知られています。海が好きだったらしく、クルーザーも所有されていたそうです。海洋散骨は、特に海が大好きだった故人を弔う場合が多く、細かいパウダー状になったご遺骨は、海流に乗って世界中を旅することになります。少し寂しい感じがしますが、新たな旅立ちとして故人を見送ってあげると考えて海に散骨するケースが多いようです。弊社の海洋散骨は、夜の・・・
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