火葬の習慣のない先住民との共存を大切にするオーストラリア。散骨についての国の規定はありませんが、一部の自治体では散骨のためのエリアが整備され、散骨しやすい環境も整っています。人気の観光地「グレートバリアリーフ」は、現地に散骨代行業者があります。クルーザーやボートで沖へ向かい、離島周辺の美しい海に散骨することができます。熱気球から散骨するプランもあり、雄大な自然と美しい海を眺めながら行う「自然に還る散骨」が盛んにおこなわれています。一方、世界で最も住みやすい都市として知られるメルボルンでは散骨自体を全面的に禁止しています。
オーストラリアは入国審査が厳しい国ですから、申告せず遺骨を持ち込もうとした場合には、没収あるいは罰金を科せられることがありますので、事前に入国に必要な書類を準備しておきましょう。
【葉山の谷戸へ山林散骨】
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