自分が死んで100年が経過したら、この世はもう自分のことは誰も知らない人たちばかりになります。歴史的な偉業を成し遂げた方は別にして、普通の一般人なら誰の記憶にも残りません。自分の家系がすごい長生きする家系だったとしても100年です。自分が今100歳でひ孫がいたとして、そのひ孫が5才だったとして、そのひ孫が100歳まで生きたとしても、今から100年経てば、この世に自分を知る人は100年後には誰もいなくなります。子孫がいなくて同世代の友人しかいないのなら、その期間は当然もっと短いということになります。今から100年経てば、今生きてる人はみんな灰です。
もしもあなたが今お墓を持っていて、100年後にそのお墓を子孫が守っていくれていたとしても、あなたのことは知らない人です。日本人の人口は5000万人を下回り、現在の半分になっていますが、高齢化社会であることに変わりはないようです。そのころ、きっとあなたは生まれ変わって、別人になって、すでにこの世で別の人生を歩んでいるのかもしれません。それでもあなたは、これから先もお墓を守り続けていきますか?
100年後の未来は、どんな世界になっているのでしょう?地球の人口は2100年に110億人になると予想されています。地球の平均気温は2.6~4.8度上昇していて、海面は1.1メートル程度上がっています。世界の巨大都市の多くは水没し、人口島が多く建設され、人々の多くはそこで生活しているのかもしれません。人工知能やロボット技術が進歩し、多くの仕事が自動化されているのでしょう。車や航空機なども自動化されて、事故や渋滞も緩和されちることでしょう。バイオテクノロジーの進歩により、病気や疾患の治療法が飛躍的に向上しているいでしょうから、がんや神経疾患などの難病も治るようになっているのかもしれません。人間の寿命が延び、平均寿命が150歳になっているかもしれません。自然環境の破壊や天然資源の乱用が抑制されて、地球の自然環境が徐々に回復しているかもしれません。宇宙開発技術が進歩し、人類は太陽系の他の惑星に住むことができるようになっているのかもしれません。火星や月で生活している人もいるかもしれません。
それまでの間に、仮にですが・・・・富士山が爆発し、隕石が太平洋に落下すれば、日本人はもっと少なっているでしょう。世界では人口が爆発的に増えていますから、この地はもっと多民族国家になっているのかもしれません。そもそも、日本列島の一部は海の底に沈んでいるのかもしれません。6500万年前にメキシコのユカタン半島に巨大隕石が衝突し、恐竜たちを絶滅に追い込みました。この隕石の衝突は高さ約1.6キロメートルにも及ぶ巨大津波を引き起こし、地球全体を襲いました。落ち着いて地球が回復へと向かい始めた頃には、地球上の生物の75%が死んでいたとされています。しかし、生き残った有機体が繁栄し、進化することで新たな種も生まれました。敵が少ないことによって種の多様性が高まり、現在の哺乳類や霊長類などの祖先も誕生したと言われています。
【葉山の谷戸へ山林散骨】
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