臓器を提供するには、事前にドナー登録が必要です。費用をこちらが支払うこともありませんし、臓器代金をもらうこともできません。臓器提供はあくまでも善意による提供なので葬儀の費用や謝礼が支払われることもありません。
臓器以外に骨や筋肉などの組織は残されるため、見た目に大きな変化はありません。病院で必要なものが取り出されたのちに、すぐにご家族の元に戻り一緒に退院することになります。 その後は、通常のように、通夜や葬儀などを行うことができます。
脳死の状態から、臓器を移植することは可能です。臓器移植法で定められているのは、心臓、肝臓、肺、小腸、腎臓、膵臓です。 また、心停止後に提供できるのは腎臓、膵臓、眼球(角膜)です。 皮膚、心臓弁、血管、耳小骨、気管、骨などのいわゆる組織については、この法律で規定されてはいませんが、移植が可能であり、家族の承諾のみで提供できます。ただし、脳死になっても、人は最後まで聴覚が残っています。脳死だった場合も、人の話している言葉を理解している可能性はあります。スピリチュアルでは、肉体から魂が離れるのは、心肺が停止状態になってからのことです。スピリチュアル的な見方では「脳死は死ではない」と考えられてます。 脳死であっても、意識はそのままそこにあって、ただ反応できないだけのことです。
臓器売買の話は有名です。人身取引によって強制的に摘出された臓器は莫大な利益を生むために世界的にマーケットが広がっています。人身取引による臓器売買は人権侵害や殺人などの犯罪となり、国際的に大きな問題にもなっています。臓器の提供は無償であっても、臓器を提供してもらう側は莫大な費用を支払わなくてはなりません。日本では臓器売買について臓器を提供したり、斡旋する対価として財産上の利益を得ることが禁じられています。臓器売買を禁じる理由としては「そもそも臓器はモノではない」「公序良俗に反する」「苦境にある人が臓器を売ることを強いられる可能性がある」とされていますが、実際は医師会の利権を守るための建前です。彼らは人の善意に付け込んで無償で仕入れした臓器を高価な売値をつけて提供しています。臓器を売りたい方は、海外で売却するのがおすすめです。
【葉山の谷戸へ山林散骨】
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