粉骨には資格や許可、認可などは必要ありません。自分の手で粉骨をすることは、弔いになります。とにかく、遺骨を細かく粉骨しなくてはなりません。遺骨をそのままの形で放置すると、墓地埋葬法に抵触してしまいます。必ず細かく砕いてから撒かなくてはなりません。多くの粉骨業者や散骨業者は、骨片を2ミリ以下にすることを推奨しています。骨壺の中には不純物が混じっていることがあります。入れ歯の金具やかぶせていた銀歯などが混入している場合もあります。そういったものは取り除いてどこかに買い取ってもらいましょう。金歯は18金ですし、銀歯の成分の多くはパラジウムです。
まず袋に遺骨を入れた状態で、ハンマーなどで細かく砕きます。その後、すり鉢を利用して粉末状にしていきましょう。ただ、慣れない作業に戸惑いもあるでしょうし、抵抗感を感じる人も少なくありません。骨片を2ミリ以下にするには、手作業ではかなりの時間を要することにもなります。手作業で行う粉骨はいかにも気持ちがこもっている感じがあります。
機械で砕く方法もあります。フードプロセッサー等を使えば、時間を短縮して効率的に粉骨することができます。手作業に比べて粉骨後の粒子が均一で細かくなります。手作業に抵抗がある場合には、フードプロセッサーを購入してください。気が進まない場合には、粉骨業者に依頼することも視野に入れるとといでしょう。多くの散骨業者は、粉骨サービスも同時に行っています。
【葉山の谷戸へ山林散骨】
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