心はその人の環境で長い年月をかけて培われたもの。 感情はその時々の気持ちであり、精神状態を示す言葉です。 感情は、思ったことや感じたことですから、周りの環境に応じて常に変化しているものです。
デジタル大辞泉によると、感情とは「物事に感じて起こる気持ち。外界の刺激の感覚や観念によって引き起こされる、ある対象に対する態度や価値づけ。快・不快、好き・嫌い、恐怖、怒りなど。」とあります。これに対して、心とは、「人間の理性・知識・感情・意志などの働きのもとになるもの。また、働きそのものをひっくるめていう。精神。心情。」とありました。
「心」と「魂」の違いは、「卵」になぞらえてみるとわかりやすいです。「魂」は、卵の中核にある「黄身」。 いわば、潜在意識(無意識)にあたります。それに対し 「心」は、卵の中核を覆う「白身」です。 心は、潜在意識を覆う顕在意識(表面意識)となります。心は私たちが自覚している気持ちを含んでいますが、魂という潜在意識は、自分自身が気づいていないような思いだということになります。 |