●トップページ>チャプター04:仏教や神道など宗教からみた散骨>死後の世界の存在(0167)
死後の世界がどんなものかという論議はさておき、「死後の世界がある」ということだけはどんな宗教、どんな宗派でも共通して認めていることです。大乗仏教も上座部仏教も神道もキリスト教もイスラム教ヒンドゥー教も含めて、あらゆる宗教が共通に「死後の世界はある」と伝えています。「死後の世界など存在しない」と考えている人たちを「唯物論者」と言います。唯物論では、「何も無いところから突然私がポンと現れ、しばらく生きたあとに私はポンと無くなってその後私は永遠に無である」という考え方です。死んだら何もないということは、生まれる前も何もないということになり、「何も原因がないところに、突然に何かが生じる」という考え方は、物理学的に説明できません。全ての宗教が「死後の世界がある」と断言している理由は、物理の法則に反するからなのでしょう。
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