●トップページ>チャプター10:ペットも大事な家族の一員だから>ペットを火葬してから弔う方法(0183)
ペットを火葬するのは、たくさんの業者があります。移動式の火葬車で自宅近くまで来てくれます。火葬後に散骨や手元供養をするなら、なるべく時間をかけて灰の割合を増やしたいと頼んでみたらいかがでしょうか?遺骨は長時間火葬すればその分だけ灰になります。火葬が完了したら、次は粉骨骨の作業に移ります。紛骨は細かく遺骨を砕くことです。大きな骨は火葬しても残ることが多くありますので、大きな骨は、フードプロセッサーや電動ミルなどを使って粉ひきするとよいでしょう。フードプロセッサーがない場合には、すり鉢を使って手作業で細かくしてください。通販サイトでも粉骨機は購入できますので、予算が合うなら粉骨機を購入するのがベストでしょう。粉骨が完了したら、あとは自由です。腐ることもありませんから、そのまま骨壺にいれて自宅に保管してもいいですし、分骨してアクセサリーとして身に着けることもできます。もちろん、海岸で自由に散骨することができます。
粉の状態なら、粘土に混ぜて造形することもできますし、漆喰塗料と混ぜ合わせて壁材になってもらうこともできます。神道では、亡くなった人は家の守り神になると考えられています。チベットの高僧は、このようにして壁になっている人も多くいるようです。タイでは高僧が亡くなると粉骨して、生前の姿を形どった小さな銅像の中に骨のかけらを封入します。そうして、檀家さんに配ってお守りになることもあります。これをプラックルアンといいますが、その後マーケットに出回ります。人気のあった高僧のプラックルアンは高値で取引されています。
多くのお墓ではペットを一緒に埋葬することはできません。あっても料金はかなり高額になります。そこで、山に散骨する方法がありますので、ご紹介しておきます。【散骨山】の散骨プランなら、人間とペットを同じ山に散骨することができます。ペットを先に散骨するなら、現地で散骨セレモニーも行えますし、その後いつでもお参りにも行けます。離れたくないのなら、自宅に保管しておいて、いざという時に、自分と一緒に散骨してもらうということもできます。犬や猫は、お経や位牌を決して望んでいませんし、もともと海の生き物ではありませんから、海より山のほうが好きなのだと思います。
※散骨山 http://sankotsuyama.com/
【葉山の谷戸へ山林散骨】
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