愛するペットの死は受け入れがたいものです。ペットを抱っこして、そしてその手触りを感じておきたいので、剥製にして手元にいてほしいという飼い主の気持ちは理解できます。
剥製にするという方法があります。ペットを剥製にするメリットは「いつまでもペットの姿を手元に置ける」ということです。日本にも50年以上前から伝わる剥製技術のいわゆる標準製作方法があります。保存管理の手間はあまりかかりませんが、それでも毛皮ですので紫外線と虫食いには要注意です。お座り、伏せ、立ち、など、依頼時に指定したポーズで固定されます。触ると硬いです。生前の、ふわっとした皮膚の柔らかさありません。目を開けた場合は義眼を入れます。お腹の中身だけを火葬にして、あとは剥製にすることができます。剥製になったペット動物さんと10年一緒に暮らし、気持ちの整理がついたタイミングで剥製を火葬することが可能です。剥製を火葬した場合には一部の骨と針金が残ります。
最近では「フリーズドライ剥製」という方法が登場しました。生きていたときと同じような状態で、ペットちゃんを身近に置いておくことができます。フリーズドライ剥製にすることによって、火葬を 先延ばしにすることもできますし、事情によっては水に戻すことによって亡くなってしまった時と同じ状態に戻すこともできます。ペット、動物の皮だけでなく、皮、肉、筋肉、骨、目、舌、耳、鼻、歯茎など、内蔵を除くほとんど全てが体内に残ります。針金は全く入りません。保存管理は伝統技法よりもやや気を遣います。湿度にとても弱く、時間の経過と共に大きさが変わることがあります。毛皮ですので紫外線と虫食いには要注意です。フリーズドライ剥製を火葬した場合には全ての骨が残ります。
※参考引用:駿河剥製標本社 https://surugahakusei.com/
※参考引用:横浜ハクセイ https://yokohaku.jp/index.html
【葉山の谷戸へ山林散骨】
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