日本では、死後24時間経過してからでないと火葬ができないと法律で定められていますので、遺体が腐敗するのを遅らせるためにドライアイスを注文しておくようにしましょう。ドライアイスは、ネットで検索すればすぐに見つかります。アマゾンや楽天なら翌日に到着しますが、本来すぐに必要になるものですから、なるべく早いタイミングで注文しておくようにしましょう。遺体の状態を元気だった頃のように保つためには、亡くなってから4時間以内、できれば亡くなった直後から冷却を開始したほうがよいとされています。
夏の暑い日など、当日どうしても、ドライアイスが必要になることがあるかもしれません。ドライアイスは、ホームセンターやスーパーでは売っていませんので、「氷製造業者」「氷屋」を検索して、そこに直接買いに行く必要があります。
ドライアイスがすぐに手に入らないときには、保冷剤やアイスパックで代用することもできます。保冷剤やアイスパックもネットですぐに手に入れることができます。冷蔵庫の製氷機から氷を取り出してビニール袋につめて遺体に当てることもできます。エアコンがあるなら、ギンギンに冷やして遺体が温まるのを極力抑えましょう。
腐敗の進行とともに水分とガスが生じるため、体腔内圧が高まり、鼻や口から体液が漏れ出たり、肛門から便が漏れたりします。腹部膨満も見られます。また、臭気が発生し、皮下にガスが溜まり、皮膚に水疱ができるといった現象も起こります。冷却することは最も重要なポイントであることを忘れないでください。
【葉山の谷戸へ山林散骨】
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